健全化進むパチンコ・パチスロ業界、「設定公開」「ストック分の出玉提供」…過去にあった過剰サービスの思い出

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 さらには“当たってもいないボーナス”の出玉をサービスしてくれるホールも存在していた。

「2003年にパチスロの初代『ミリオンゴッド』が射幸性が高すぎるということでホールから撤去されたんですが、その最終稼働日の営業終了時に、内部的に貯まっているストック分の出玉をサービスしてくれたホールがありました」

「ミリオンゴッド」は、ゴッドゲーム(GG)と呼ばれるAT(アシストタイム、小役をナビすることで出玉が獲得できる状態)で出玉を増やす機種。GGは1セット50ゲームで、獲得できる出玉は約500枚、等価交換で換算すると約1万円分だ。

「『ミリオンゴッド』では当選したGGは一旦内部的にストックされ、ストック放出抽選に当選するとGGが発動して出玉が増えるというシステムで、店側は内部的に貯まっているストックの数を確認することができたんですよ。そのホールは『ミリオンゴッド』を看板機種としてメインで使っていたこともあり、稼働の最終日はまさにお祭り騒ぎでしたね。その日は営業終了と同時に店員が『ミリオンゴッド』の各台を開いてストック数を確認し、“ストック数✕500枚”の出玉をおまけとして無条件でサービスしてくれたんです。ストックが0という台もありましたが、中にはそのおまけだけで数千枚を手にした客もいたようですよ」

 刺激的なサービスが珍しくなかった当時のパチンコホール。あの頃を懐かしむ往年のパチンコ・パチスロファンも多いだろうが、コンプライアンスが重視される今、過剰なサービスが淘汰されるのも自然の流れなのかもしれない。

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