健全化進むパチンコ・パチスロ業界、「設定公開」「ストック分の出玉提供」…過去にあった過剰サービスの思い出
姫路サルーンはあまりにも極端なケースだが、時を遡ると多くのホールが今では到底考えられないサービスを実施していた。
その代表的なものが、パチスロの設定公開だ。パチスロにはホール側が出玉率を決めるための“設定”というものがある。設定が高いほど客側が勝つ可能性が高くなり、多くの機種では設定6が最高設定となっている。現在のパチンコホールでの広告宣伝ルールでは、設定に関する情報は一切公開することができないが、2000年代前半くらいまでは、設定を公開するホールもあったのだ。
「そもそも当時から設定を公開してもOKというわけではなかったんですが、設定を公開することで集客を狙うホールは多かったですね。朝イチから台の上に“設定6”という札が刺さっているホールがあったり、営業中に店長がやってきておもむろに台を開けて何やら操作して、“設定6”と表示されるのを見せてくれたりするホールもありました。それどころか、夕方くらいに店長が現れて、一部のおすすめ機種を全台設定6に打ち替えるというサービスも目撃したことがあります。
また、パチンコも同様で、現在はホール側から明らかに“勝ちやすい台”を提供することは禁止されていますが、かつては客の誕生日に釘が激甘な羽根モノを打たせてくれるホールもありました。羽根モノは投資が少なくて済む機種なので、1000円ほどで少なくとも2万円くらいは勝たせてくれる感じでしたね」

















