最新エアコンを購入した「ワカさん」の落とし穴 自宅に引きこもり体力が衰えて…
最新機種の電気代節約も合わせれば、手元資金の減少は最低限に抑えられる。これは「窮余の一策」である。
数日後、自宅に届いた最新エアコンは部屋を快適なオアシスに変えた。
だが、この極楽でソファに寝転がり、一日中ゴロゴロし始めた瞬間、破滅への引き金が引かれることになる。
快適すぎる室内に引きこもり、テレビをお供にトイレ以外は動かない生活を2週間。シニアの足腰の筋肉は数年分が一気に萎縮することになる。
動かないから食も細り、脳への刺激も消え、恐ろしい「悪循環」が始まっていたのだ。
秋口には足元がふらつき「要介護1」になると、冬には自力で起き上がれず「要介護2」へ。フードコートへ逃げ込んだあの日からはや1年、ワカさんは排泄や入浴も他人の手が必要な「要介護3」へと転落してしまった。
特養ホームへの入所要件に該当する重度であり、毎月の介護費用は跳ね上がる。財布は大赤字だ。
「熱中症は防げたが、気がつけば要介護3」
















