(20)残された妻の「おひとりさま」対策も忘れずに!
老後マネーの戦略として前回は「長く働く」と「年金繰り下げ」の組み合わせを示したが、もうひとつ必ず考えておきたい戦略がある。「老後資金は夫婦単位で考える」ことは述べたが、妻が「おひとりさま」になった場合のマネー対策がそれである。
現在の年金世代の主流である「片働き世帯」の妻は、若いころ「OL」として会社で働き、結婚すると「寿退社」して専業主婦となり家に入った人が多い。このため厚生年金部分が薄く、年金全体も総じて低い。
一方、男性の寿命は80歳代前半であるのに対し、女性は80歳代後半で90歳に近づこうとしている。つまり、夫が先に死亡し、妻が1人で残される可能性がきわめて高い。
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