地震後に迫る感染症とは…3.11では避難所でノロ感染200人超、16年の熊本地震や24年の能登地震でも

公開日: 更新日:

地震や台風での避難所では、多くの人々が狭い空間で密集し、トイレを共有し、手洗いが不十分で感染症が引き起こされやすくなります。最も問題となるのはノロウイルス感染症。ごく少ないウイルスであっても感染を成立させることができる病原体であり、かつ、アルコールに抵抗性があります。糞便のみならず、嘔吐物にも含まれているので、感染者が嘔吐したときには、空中にエアロゾルとして浮遊し、多くの人々に感染させます」

 高齢者が感染すると重篤化する。手洗いと換気が重要だ。

 次に新型コロナウイルス感染症も現在、少しずつ増えてきているため、要注意だ。一方、夏場のため、インフルエンザのリスクは下がるという。

「そのほか、O157やサルモネラも問題になりえます。これは避難所に持ち込まれる食事に問題があると、冷蔵が不備であったりして感染症が発生する可能性はあります。頻度はノロウイルスよりは格段に少ないのですが、発生した場合には重症化しやすい」

 非常食や配布された食事の管理も重要になってくるのだ。

  ◇  ◇  ◇

 地震や災害に遭った際に私たちは一体どうしたら…? 関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  3. 3

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 4

    広島新井監督はクビ濃厚…火中の栗を拾う次期監督「本命」「対抗」「大穴」4人の名前

  5. 5

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』旧ソ連や黒人解放がインスピレーションを与えた時代

  3. 8

    佐々木朗希は今季先発見納めへ…スネル&グラスノー復帰でリリーフ転向が濃厚か

  4. 9

    永田町がザワつく自民党役員人事…裏金議員“筆頭格”の萩生田光一氏「幹事長昇格説」浮上の仰天

  5. 10

    橋本愛の“熊本お見舞いメッセージ”まで批判する声に違和感…思い出される杉良太郎「偽善でもいい」の信念