地震後に迫る感染症とは…3.11では避難所でノロ感染200人超、16年の熊本地震や24年の能登地震でも
「地震や台風での避難所では、多くの人々が狭い空間で密集し、トイレを共有し、手洗いが不十分で感染症が引き起こされやすくなります。最も問題となるのはノロウイルス感染症。ごく少ないウイルスであっても感染を成立させることができる病原体であり、かつ、アルコールに抵抗性があります。糞便のみならず、嘔吐物にも含まれているので、感染者が嘔吐したときには、空中にエアロゾルとして浮遊し、多くの人々に感染させます」
高齢者が感染すると重篤化する。手洗いと換気が重要だ。
次に新型コロナウイルス感染症も現在、少しずつ増えてきているため、要注意だ。一方、夏場のため、インフルエンザのリスクは下がるという。
「そのほか、O157やサルモネラも問題になりえます。これは避難所に持ち込まれる食事に問題があると、冷蔵が不備であったりして感染症が発生する可能性はあります。頻度はノロウイルスよりは格段に少ないのですが、発生した場合には重症化しやすい」
非常食や配布された食事の管理も重要になってくるのだ。
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