(2)「ティッシュ」はソフトパックの販売が5倍以上に伸びていた コスパ抜群で機能面も魅力

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物価高だからこそコスパの良さで人気に

 また、ソフトパックタイプは、価格だけではなく、ボックスタイプほどかさばらないため買い物の際に持ち運びしやすく、収納もしやすいなど機能面でもベネフィットがあり、人気となっているのだろう。ポケットタイプの代わりに、カバンに収納して持ち運ぶこともできる。

 興味深かったのは、北海道や東北など北日本でソフトパックタイプの割合が大きかったことだ。とりわけ北海道では、ソフトパックタイプの販売組枚数割合が40.1%と全国の35.5%より4.6ポイント大きい。ティッシュペーパーの消費が多い寒冷な地域で、コスパの良いソフトパックタイプの需要がいっそう高まったようだ。

 物価高でもティッシュペーパー全体の消費は底堅く推移する中、5倍以上にまで伸びていたソフトパックタイプ。物価高だからこそコスパの良さで人気が高まっていた。加えて、かさばらず持ち運びや収納が容易という機能面の魅力も人気の理由だ。コスパを追求する際、商品ごとにどういった機能が生活者に必要とされているのかを考えることが重要と言えそうだ。

(木地利光/インテージ市場アナリスト)

【連載】物価高でどう変わった? データで読み解く「新」生活者像

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