「国産」と信じて買ったのに中身は外国産…ジャパニーズウイスキーの“産地表示”に必要なルールとは?
佐脇 いわゆるジャパニーズウイスキーの定義は、日本の地名を入れるからには日本国内で製造していないといけないーーというものなのですが、これは法的に決まっているわけではありません。現状では、海外産のウイスキーあっても、国内で瓶詰めすれば、「国産」として売っても構わないということなのです。
スコットランドからタンクに入った原酒を運び、国内で瓶詰めして日本の地名をつけ、あたかも自分のところで作ったということにして出荷しているわけです。熟成年数については合っているかもしれませんが、僕から言わせたら、明確に産地偽装だと思うんですよ。
──私もそう思います。消費者としても納得いきませんが、そんなことをしてもよいのでしょうか。
佐脇 僕は、許されていいとは思いません。倫理的な面でも、商道徳の面でもお客さんを欺いていると思います。要は、法整備がなされていないから問題。どんなにこちらが問題を追求しても、法のもとで問題がなければ、そういう業者にとっては痛くも痒くもないわけです。
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