「国産」と信じて買ったのに中身は外国産…ジャパニーズウイスキーの“産地表示”に必要なルールとは?
──現状では取り締まることができる法律がないと。
佐脇 そうなんですよ。あくまでも先ほどの定義はウイスキーの組合に入っている蒸留所の間での取り決めで、組合ルールなのです。しかし、このままではまずいということで、政治家にも呼び掛け、法整備をしようという動きが生まれています。
■本場スコットランドでは厳格に法律で決められている
──地名をつけてウイスキーを売り出す商法は、「山崎」などのジャパニーズウイスキーの人気が出てきたことで、盛んになったわけですよね。
佐脇 おっしゃる通りです。問題になっている蒸留所は利益を出すのはうまいですし、イメージ戦略もうまいと思います。
ただ、ウイスキーを真面目に作っている蒸留所に対して失礼だと、僕らは思っています。便乗商法をするのはいいと思うのですが、しっかりしたものを出してもらわないと、他のジャパニーズウイスキーの価値が下がりかねない。業界の首を絞める可能性があるというのが懸念材料です。
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