「国産」と信じて買ったのに中身は外国産…ジャパニーズウイスキーの“産地表示”に必要なルールとは?
──ウイスキーの本場ではどうなっているのでしょうか。
佐脇 本場のスコットランドは、国産や地名を名乗ることは、厳格な法律で決められています。だからこそ、こっちも信用して買うことができるわけです。ところが、日本の場合は信用して買ったのに、中身が実質的に海外産だったりするわけでしょう。これは問題ですよね。
■12年の熟成年数は性善説に基づいている
──蒸留は小さなスペースでもできる。ネックは多くの樽を置く熟成庫。
佐脇 蒸留するだけなら狭いところでもできます。日本で最も小さい蒸留所は滋賀県の長濱蒸留所ですが、蒸留器が僕の背の高さくらいで、世界最小だと思います。ところが、熟成庫がネックになります。ウイスキーは樽で熟成しないといけないわけで、市街地にある蒸留所だと多くの樽を置くスペースの確保が大変なのです。
──ウイスキーは、18年、25年みたいに熟成年数が味わいのカギになり、ラベルに表示されます。あれも特に法的な規則はないのでしょうか。
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