「国産」と信じて買ったのに中身は外国産…ジャパニーズウイスキーの“産地表示”に必要なルールとは?
佐脇 今のところ、12年を名乗るなら12年以上の酒齢の原酒を入れるということになっています。多くの蒸留所は守っていると思うのですが、調べようがないし、証拠があるのかという話にもなってしまうでしょう。この点についても結局は、ブランドとプライドの問題だし、ルール破りをしちゃう蒸留所が出てくると信頼が失墜してしまいますよね。
──今後の業界に求めることをお願いします。
佐脇 日本にウイスキーの蒸留所は140カ所ぐらいあるのですが、ほとんどが真面目にやっています。一部の蒸留所には、それらの信用まで落とすようなことをしてほしくないと思います。たった1カ所でもいい加減なことをすると、『全部そうなんじゃないか』と疑われてしまいますから。
せっかくジャパニーズウイスキーのネームバリューが出てきたのに、それを汚すのは、お客様のためにも、業界のためにもよくありません。そのためにも、法整備が必要だと思います。
(取材・文=山内貴範)
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