動物園のゾウは横になって眠る? 暗視スコープで覗いた「閉園後の動物園」…獣医師が明かす意外な生態
いろんな動物の鳴き声がよく聞こえる
ツアーのスタートは午後6時。園内はすっかり暗くなり、動物園エリアは本当に真っ暗だ。はぐれたら、そのまま行方不明になってしまいそうなほどである。
同行したガイドによれば、この時間帯は来園者がおらず静かなため、「いろんな動物の鳴き声がよく聞こえる」という。
最初に訪れたのは「郷土の動物エリア」。暗視スコープを使っても、なかなか動物を見つけられない。ようやく姿を確認できたのは、昼間は巣穴にいることが多いというアナグマだった。
続いて訪れた「オーストラリアエリア」では、カンガルーの姿も確認できた。ようやく見つけた動物たち。しかし、正直なところ、何か特別な行動をしているわけでもなく、のんびり過ごしているというのが率直な印象だ。
「明かりがまったくない状態だからこそ、夜行性の動物たちの普段の様子を見ることができました」
そう話すのは、ガイドとして同行した獣医師の木谷良平さんだ。
「アナグマは夜行性が強い生き物なので、昼間のご飯の時間以外は巣穴に入っています。それが暗視スコープで見たら、巣穴から出て、見える場所にいました。カンガルーは夏場、昼間は暑いので、日陰でじっとしていることが多い生き物です。でも、きょうは立った状態で、ご飯をもぐもぐ食べていました」
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