炭酸水を飲んだら食道と胃に大やけど…スペインで起きた謎の事故に世界が震撼

公開日: 更新日:

 炭酸水を飲んだら、食道と胃に重度のやけどを負った! こんなホラーな事故が4月12日、スペインはガリシア州ビーゴの小皿料理(タパス)のレストランで起きた。

 パブロ・ゴンサレスさん(42)というビジネスマンが、人気ブランドの炭酸ミネラルウオーターを注文。氷とレモンのスライスが入ったグラスに注いで、ひと口飲んだところ……すぐに口内に激しい焼けるような痛みを感じ、緊急搬送された。

 検査の結果、食道下部と胃に重度のやけどが確認され、胃は「黒く焼け焦げた状態」だったというから恐怖だ。

 幸い命に別条はなく、パブロさんは先日、退院。胃のやけどは回復傾向にあるものの、食道の損傷は完全には癒えておらず、長期的な回復プロセスが必要だという。

 炭酸水は密封されたボトルに入っていたが、何か危険物質が混入していた。「黄色がかった色」で「洗浄剤のような臭い」がしたというが、ボトルの中身が廃棄されたため、物質は特定されていない。専門家からは苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の可能性を指摘する声が上がっている。

 誰かが意図的に混入したのか、何かの事故なのかはもちろん、混入物質も、その経緯なども全て謎のこの事件の影響で、レストランでの飲食に不安が高まっており、国内外から注目が集まっている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    (1)長嶋茂雄氏の「逆転巨人入り」は、銚子の料亭旅館の仲居さんの一言から始まった

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  3. 3

    佐藤輝明&森下翔太の覚醒で阪神「歴史的大記録」達成の予感…実現すれば40年ぶりの快挙

  4. 4

    今秋ドラフトで割食う巨人…“恋人”の創価大・立石正広が「ミスターの後継者」候補と評価急上昇

  5. 5

    長嶋茂雄さんの「まさかの一言」で高級ブランドショップ店員は素っ頓狂な声をあげ目を白黒させた

  1. 6

    北川景子が味わった二度の挫折 仕事の間にロケバス内の猛勉強で明治大商学部に合格した努力家

  2. 7

    三山凌輝がNYライブで復帰もファン真っ二つ…プロデューサーSKI-HIの“1億円頂き男子”擁護は正解か

  3. 8

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  4. 9

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  5. 10

    巨人「松井秀喜監督」は完全消滅か、可能性あるか…恩師・長嶋茂雄さんは誰よりも願っていた