炭酸水を飲んだら食道と胃に大やけど…スペインで起きた謎の事故に世界が震撼
炭酸水を飲んだら、食道と胃に重度のやけどを負った! こんなホラーな事故が4月12日、スペインはガリシア州ビーゴの小皿料理(タパス)のレストランで起きた。
パブロ・ゴンサレスさん(42)というビジネスマンが、人気ブランドの炭酸ミネラルウオーターを注文。氷とレモンのスライスが入ったグラスに注いで、ひと口飲んだところ……すぐに口内に激しい焼けるような痛みを感じ、緊急搬送された。
検査の結果、食道下部と胃に重度のやけどが確認され、胃は「黒く焼け焦げた状態」だったというから恐怖だ。
幸い命に別条はなく、パブロさんは先日、退院。胃のやけどは回復傾向にあるものの、食道の損傷は完全には癒えておらず、長期的な回復プロセスが必要だという。
炭酸水は密封されたボトルに入っていたが、何か危険物質が混入していた。「黄色がかった色」で「洗浄剤のような臭い」がしたというが、ボトルの中身が廃棄されたため、物質は特定されていない。専門家からは苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の可能性を指摘する声が上がっている。
誰かが意図的に混入したのか、何かの事故なのかはもちろん、混入物質も、その経緯なども全て謎のこの事件の影響で、レストランでの飲食に不安が高まっており、国内外から注目が集まっている。