大阪・関西万博で見えた「未来社会」の課題(下)大きな国際イベントで喫煙所設置がスタンダード

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「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催された大阪・関西万博は、来場者のニーズを踏まえて、当初の全面禁煙の方針を撤回し、会場内にも喫煙所を設置することになった。

「会場ゲート外に当初から設置していた喫煙所は建屋内の密閉空間ですが、6月に新設した会場内の喫煙所は屋根のない開放型です。副流煙の問題を考慮して風向きなどにも配慮し、仕切りを設けて、たばこを吸う人も吸わない人も気持ちよく共存できる環境づくりを目指しました。会場内に喫煙所を設置してからは、たばこをめぐる大きなトラブルは起きていないと承知しています」(万博協会広報部)

 閉幕間近で1日の来場者が20万人を超える盛況ぶりだった10月上旬に現地を訪れ、会場内の喫煙所に行ってみた。

 大屋根リング北側に設けられた喫煙所は、入場するまで数分かかる長蛇の列。だが、外国人観光客を含め、みなマナーを守っておとなしく並んでいる。この場内喫煙所が新設されていなかったら、いったん東ゲート外まで出て戻って来なければならなかったことを考えたら、数分の待ち時間はたいしたことではないのだろう。

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