郊外の道路沿いにある成人本自動販売機、なぜなくならない? 設置企業や書店を直撃すると意外なニーズが

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 こうしてみると、地方でネット環境がない人たちは、性のはけ口が見つからずに欲求不満になっているのではないか。そんな推測は十分成り立つだろう。

「現在残っている成人向け雑誌やDVDは、そういったネット難民のニーズを確実につかんでいます。ネット環境がないことに加え、ビデオを入手する場所まで奪われてしまった高齢者は、アナログなメディアを求めるしかないのです」(前出の企業関係者)

■書店にとっては利益率が高い重要な商材。大きくはなくても堅実な需要

 筆者がよく本を買う個人経営の書店には、成人向け雑誌のコーナーが健在である。その品ぞろえはなかなかのもので、店主に聞くと、やはり「ネット環境がない高齢者が買っていく」そうだ。

 常連客からは、「Amazonで買い物ができないので、どうか書店をやめないでほしい」という切実な要望があるのだという。書店の店主がこのように話す。

「若い人たちが漫画雑誌を買わなくなり、定期購読の需要がなくなったぶん、成人向け雑誌やDVDは利益率も高く、重要な商材です。しかし、サブスクにニーズが奪われているのか、取次におろす出版社が減ってしまっていて、そのバリエーションも少なくなっているのが残念ですね。書店としても、売るものがなくなっているといいますか……」

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