ストップ高期待…3万円で買えるMVNOの先駆者「日本通信」
先週の日経平均株価は、2万4000円を挟んで上下に狭いレンジ相場が継続しました。中国での新型コロナウイルスの流行によって、マスク関連などの中・小型株が急騰しています。これによって、それほど企業業績には影響のなさそうな銘柄も大きく値を飛ばしています。個人投資家の投資マインドが、かなり復活してきているようです。
23日の日本電産を皮切りに、3月期決算企業の第3四半期の決算発表が始まりました。決算発表で大きく株価が動く銘柄が続出するので、個人投資家の投機的資金は、決算銘柄に移りそうです。
今回ご紹介するのは、仮想移動体通信事業者(MVNO)の先駆者である日本通信(9424、東証1部=投資金額約3万円)です。個人投資家の間では「ポンツー」の愛称で呼ばれており、その値動きの激しさから大人気の銘柄です。
日本通信はMVNOという新たな産業を生み出した会社です。
最初のMVNOは、2007年のNTTドコモと日本通信の接続に関する総務大臣裁定です。これによってビジネスが一気に拡大しました。