ベルリング 飯野塁社長(1)消防車・救急車業界にひとりで飛び込んだ風雲児

公開日: 更新日:

「当時すでに消防車の運転席に取り付けるハイルーフはあったのですが、鉄製ですごく重かった。消防車自体に重量規制があるので、その分、装備を降ろさねばならず、しかもバランスが悪くなって横転事故も起きていました。どうしてそんな重い素材を使っているのだろう、もっと軽い素材で造ればいいのに、とひらめいたのです」

 ただし、当時大学で経済を学んでいた飯野に、物作りの知識は全くなかった。もちろん手伝ってくれる者もいない。唯一あったのは己の情熱のみ。たったひとりでのパーツ造りが始まった。(つづく)

(ライター・いからしひろき)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状