中古マンション騰落率トップは神奈川県相模原市中央区 1年前に比べ上昇率なんと4割!
株と同じで、購入した中古マンションがグイグイ値上がりしてくれたら、こんな幸せはない。狙い目の地域はあるのか? 注目したいのが、郊外のターミナル駅があるエリアの物件だ。
マンション情報を提供している「マンションレビュー」を運営するワンノブアカインドでは、全国の市区町村別の中古マンション騰落率のランキングを作成している。1年前に比べて中古マンション価格がいくら上がったのかを、市区町村別に調査、その結果をランキングにまとめているのだ。
その騰落率が高いエリアは、東京の都心やその周辺ではなく、首都圏の郊外のターミナル駅のある市区町村や、地方都市などとなっている。都心やその周辺は、そもそも価格水準が高くなりすぎているため、もうさほど高い上昇率は期待できないということだろう。
それに対して、郊外のターミナル駅のある市区町村では、まだまだ都心やその周辺に比べて価格水準が低く、その分、今後の価格上昇が期待できるエリアが多い。
騰落率の全国市区町村のトップは神奈川県相模原市中央区で、1年前に比べて上昇率は41.00%。何と、1年で4割も上がっている。1年前は1673万円だったのが、現在は2359万円。相模原市は政令指定都市とはいいながら、横浜市や川崎市の4000万円台、5000万円台に比べるとまだまだ価格水準が低いこともあって、上昇率が高くなっている。