横引シャッター 市川慎次郎社長(1)戦力になる社員を年齢で切るのはもったいない

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 大手電力会社を勤め上げた金井さんだったが、病気の妻のために再就職を決意する。

 年齢制限の壁に苦しんでいた時に、平久さんを紹介するテレビ番組を見て、横引シャッターの門を叩いた。

「経歴も人柄も申し分なかったので、採用を決めました」と、市川は語る。原子力発電施設の設計をしていた経験を生かし、シャッターの設計を担当してもらうことにした。

「まだまだ働けるのに、年齢で打ち切られるのは、すごくもったいないことだと思っています」

 このような話を聞きつけて、面接を希望する高齢者は少なくない。

「でも、『この人と一緒に働きたい』と僕が思わない限りは採用しません」

「妻に促されて」とか「年金の関係でとりあえず〇年間働きたい」などと言う就職希望者もいる。

 しかし、「いつまでも働きたいという覚悟がないと」と、市川は語る。

 高齢者雇用に必要な条件は、第一には一芸に秀でていることだ。

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