著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

注目すべきは米大統領選より中国・習主席の動き…仏やロシアの大統領と会談も

公開日: 更新日:

 ただ、昨年11月の国連総会で両大会の開催に合わせて休戦を求める「五輪休戦」決議が賛成多数で採択されている。

■ロシアとは包括的戦略パートナーシップを深化

 習氏とプーチン大統領は16日、北京で会談。両国への圧力を強める米国を非難し、防衛・軍事関係をさらに深化させる「新時代」を築くことで合意し、包括的戦略パートナーシップを深化させる共同声明に署名した。ウクライナについては、プーチン氏が危機打開に向けた中国の取り組みに謝意を示し、習氏は政治的解決が「正しい方向」との認識で一致したと述べた。

 世界の関心が米国大統領選挙から習氏にシフトしたような5月、「五輪休戦」を念頭にロシア、イスラエルともいま「陣取り」のような攻勢を強めているのだろう。岸田首相も有権者の反発を招きかねない五輪期間の解散総選挙は困難とし、五輪前に総選挙とのシナリオも描いていよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道