スコッチグレイン 廣川雅一社長(1)靴底を接着剤で貼り付けるのではなく縫い付ける“一生もの”を低価格で提供
「最初は小学生の頃から好きだったサッカーの部活動に入ったのですが、1年で辞めてしまいました」
理由はデザイン系の科目の課題に注力するためだった。高校卒業後、靴づくりを学べる専門学校に進みたいと、父親に相談したところ、「学校に3年も行くくらいだったら、うちの会社に入って修業した方がよほど勉強になる」と反対されてしまう。こうして廣川氏は高校を卒業してすぐに、ヒロカワ製靴に入社した。75年のことだった。 (つづく)
(ジャーナリスト・五嶋正風)