スコッチグレイン 廣川雅一社長(1)靴底を接着剤で貼り付けるのではなく縫い付ける“一生もの”を低価格で提供
「最初は小学生の頃から好きだったサッカーの部活動に入ったのですが、1年で辞めてしまいました」
理由はデザイン系の科目の課題に注力するためだった。高校卒業後、靴づくりを学べる専門学校に進みたいと、父親に相談したところ、「学校に3年も行くくらいだったら、うちの会社に入って修業した方がよほど勉強になる」と反対されてしまう。こうして廣川氏は高校を卒業してすぐに、ヒロカワ製靴に入社した。75年のことだった。 (つづく)
(ジャーナリスト・五嶋正風)
■関連記事
-
語り部の経営者たち スコッチグレイン 廣川雅一社長(1)靴底を接着剤で貼り付けるのではなく縫い付ける“一生もの”を低価格で提供
-
クルマは乗らなきゃ語れない スズキ初のバッテリーEVが初上陸!トヨタと共同開発&電池BYDのインド産eビターラが本当にスゴいワケ
-
人生100年時代の歩き方 馬券レス、現金レスで楽しめる! JRA「UMACA」徹底ガイド…“ポイ活”もできて一石二鳥かも?
-
プロが読む 次のブレーク銘柄 「サイエンスアーツ」はJAL、JR、イオンも採用する次世代ツール「Buddycom」が強み
-
語り部の経営者たち プラザクリエイト 新谷隼人社長(4)変化するカメレオン企業 究極のビジネスモデルは「みんなの広場」をつくる
-
語り部の経営者たち プラザクリエイト 新谷隼人社長(3)36歳の若さで社長就任 自分の成長の伸びしろが、会社の伸びしろに