「サナエノミクス」が苦しい家計に追い打ち! 物価高ガン無視で“利上げ牽制→インフレ加速”のトンチンカン

公開日: 更新日:

 経済評論家の斎藤満氏が言う。

「企業への投資が生産性向上につながればインフレを抑制できる可能性はありますが、同じことをアベノミクスで散々やった結果、生産性の向上につながりませんでした。赤字国債を出してでも景気を刺激するつもりなら、金融は引き締めなければいけませんが、高市さんは逆。財政も金融も緩和一辺倒で、むしろ円安・インフレを加速させない方が不思議。『緩やかなインフレ』と主張していますが、政策は極めてインフレ促進的です」

■物価高抑制策が皆無

 総裁候補の誰もが「物価高対策」を掲げるが、減税や補助金が中心。誰も「物価抑制策」を打ち出していない。

「補助金や助成金といったバラマキは、それ自体が物価高の要因ですし、生産性向上の伴わない賃上げはコスト増として跳ね返ってきます。まず物価抑制のために利上げを急ぐべきなのに、インフレを放置して財政で穴埋めしようとしている。まるでタコが自分の足を食べるようなものです」(斎藤満氏)


 高市氏の「サナエノミクス」は“恵みの雨”になりはしない。

 ◇  ◇  ◇

 高市早苗・前経済安保相(64)の発言が、「排外主義を煽る」と物議。●関連記事【もっと読む】『高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出』で詳報している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から