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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

日銀が利上げ見送りなら庶民生活は大打撃…円安継続で物価高は長引く

公開日: 更新日:

 26年の干支は、「丙午」。丙は、十干の3番目で「火」の要素を持ち、太陽や明るさ、生命のエネルギーを表す。また午は、駿足を持ち、独立心が強く、また人を助けてくれる存在である。そのため丙午の年は、「勢いとエネルギーに満ちて活動的になる」年と考えられている。

 連合は11月28日、26年春闘方針を正式に決定。基本給を底上げするベースアップと定期昇給を合わせた賃上げ要求は全体で「5%以上」となった。中小労働組合は「6%以上」である。連合とは無縁の非正規労働者や中小・零細、個人商店、さらに介護施設、保育園などの未組織労働者との賃金格差が拡大するだろう。

 市場では日銀が12月18~19日の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測が強まっているが、日銀が12月に利上げを見送れば1ドル=160円近くまで下落する可能性があるとの見方も出ている。

 低金利継続なら円安も継続、食料品などの輸入価格は上がり、家計に打撃を与える公算がある。円安は物価対策を重視する高市政権にも痛手だ。

 高市首相の国会答弁を受けて、中国の対日政策は強度を増しており、26年丙午の景気、庶民生活への悪影響が懸念される。「運を天に任せる」のだろうか、事態収束の糸口が見えない。

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