おせちの平均価格は2万9000円に 「3万円の壁」前後で進む二極化

公開日: 更新日:

 根強い需要の一方で、物価高を背景に節約志向も強まり、おせち料理の「二極化」も進んでいる。

「三段重の商品では『3万円の壁』が意識され、おおむねその上下で価格帯が分かれています。コンビニやスーパーなどの量販店は比較的低価格のものを、百貨店は高価格帯のものをラインアップ(品揃え)しました。低価格帯では、国産素材を安価な輸入食材に切り替えたり、魚を鶏肉で代用する工夫が見られました」(同)

 イオンはPB(プライベートブランド)の「トップバリュ」で、税抜き1万円の三段重を販売。エビや黒豆、だて巻きなどの定番品に加え、わらび餅や肉団子など伝統にとらわれない品を盛り込んだ。コンビニ各社が約2万円で販売するおせちは、ローストビーフや付属のすき焼きセットなど、肉類をメインに据えた商品が目立った。

 対する高価格帯の百貨店業界は、各料亭・割烹の特製おせちのほか、自社限定商品を強化。高島屋は3段で2万円前後の商品の他、4万円以上の高額商品も充実させた。6万4800円の商品には4種類のエビやイクラが盛り込まれ、和牛ローストビーフも塊のまま提供されるぜいたくさだ。三越も同様に高額商品を揃え、三段重で16万円という豪華商品を展開した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  3. 3

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  4. 4

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 5

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  1. 6

    巨人ドラ1岡本和真 本塁打1本「小遣い1万円」に祖父母悲鳴

  2. 7

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  3. 8

    辰己涼介は楽天残留が濃厚 ソフトバンク東浜巨らFA行使“残り物”たちの気になる行方

  4. 9

    新大関・安青錦に追い風? 八角理事長が看破した横綱・大の里「左肩回復遅れ」

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真に「村上宗隆の2倍」の値段がついたカラクリ