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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

市場が読む自動車業界 日経平均最高値更新は「世界の潮流はEV」の証か

公開日: 更新日:

 ドイツの自動車市場研究機関、自動車経営センター(CAM)が4月21日に公表した「26年自動車イノベーション報告書」によると、中国メーカーの比亜迪(BYD)は157ポイントを獲得。昨年首位のフォルクスワーゲンを抜いて初めて世界自動車業界イノベーションランキングで首位となった。

 トランプ米大統領は、地球温暖化は詐欺だとして、ガソリン車を優遇している。しかし、次期大統領が民主党から選出されれば、再びEVなど環境重視の政策が推進されるだろう。

 自動車各社は長期的視野の経営が重要で、EVは自動運転機能との相性が良い。自動車は産業の裾野が広く日本経済の土台、兵器輸出を増やしても、自動車の市場規模の足元にも及ばない。中国・欧州で興隆するEV抜きの経済成長はあり得まい。

 4月に日経平均株価は史上最高値を更新したが、その要因はEVなど半導体需要の急増で、日経平均株価の構成銘柄の一部値がさハイテク株、半導体関連株の値上がりである。

 EVはガソリン車と異なり、自動運転機能など一段と電装化が進み、半導体の塊となった。日経平均株価は「世界の潮流はEV」と見なしているようだ。

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