市場が読む自動車業界 日経平均最高値更新は「世界の潮流はEV」の証か
ドイツの自動車市場研究機関、自動車経営センター(CAM)が4月21日に公表した「26年自動車イノベーション報告書」によると、中国メーカーの比亜迪(BYD)は157ポイントを獲得。昨年首位のフォルクスワーゲンを抜いて初めて世界自動車業界イノベーションランキングで首位となった。
トランプ米大統領は、地球温暖化は詐欺だとして、ガソリン車を優遇している。しかし、次期大統領が民主党から選出されれば、再びEVなど環境重視の政策が推進されるだろう。
自動車各社は長期的視野の経営が重要で、EVは自動運転機能との相性が良い。自動車は産業の裾野が広く日本経済の土台、兵器輸出を増やしても、自動車の市場規模の足元にも及ばない。中国・欧州で興隆するEV抜きの経済成長はあり得まい。
4月に日経平均株価は史上最高値を更新したが、その要因はEVなど半導体需要の急増で、日経平均株価の構成銘柄の一部値がさハイテク株、半導体関連株の値上がりである。
EVはガソリン車と異なり、自動運転機能など一段と電装化が進み、半導体の塊となった。日経平均株価は「世界の潮流はEV」と見なしているようだ。



















