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防護柵は地球1周半 貯金感覚なら“鳥獣被害対策”銘柄も?

 総設置距離は5万9000キロ、地球1周半――農作物の鳥獣被害対策の防護柵は全国にそれだけある。2015年度の設置状況を農水省がまとめた。

 シカやイノシシなどによる農作物の被害が深刻化し、政府も対策に力を入れている。そうした助成も一定の効果を挙げているようで、15年度の農作物被害総額は176億円と、1999年の調査開始以降で最低に。

「助成も含め、鳥獣対策は毎年、当初予算で95億円、補正で10億~30億円が安定的に配分されています」(農水省鳥獣対策室)

 鳥獣対策に悩める地方自治体も予算をつけている。鳥獣被害は簡単に解決する問題ではない。この先50年、100年続く可能性もある。

「言い換えれば、確実なニーズがあるということです。政府や自治体の補助金もあり、手堅いマーケットといえる。たとえば防護柵は『日亜鋼業』『前田工繊』が2強。漁網大手の『日東製網』は漁網の技術を応用し、軽量化した鳥獣防止ネットを製品化。猟銃メーカーでは『ミロク』が挙げられます。対策グッズを販売する『DCM』『コーナン商事』などのホームセンター株にも要注目でしょう」(大手証券会社関係者)

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