海外メディア酷評 豊洲市場に外国人観光客が早くもソッポ

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 英字ニュースサイト「Tokyo Daily News」も14日、〈豊洲市場が直面する困難〉との見出し。旧築地市場については〈訪問客は複数箇所から敷地内に出入りできた〉と評価したものの、豊洲市場については〈入り口に警備員が常駐している〉と閉鎖性を批判した上、〈ビルの集合体〉とまでこき下ろしているのだ。

 豊洲市場開場前、米国の女性シンガー・ソングライター、パティ・スミスは、ライブの壇上で「ノーモア・ホテル! ウィー・ウォント・フィッシュマーケット」と叫んでいた。外国人がいかに旧築地市場に魅力を感じていたかがよく分かる。無味乾燥な豊洲市場は、見放されてもしかたあるまい。市場問題に詳しい建築エコノミストの森山高至氏はこう言う。

「築地市場時代は、現場で仕事する業者と東京都の市場当局が、何とか観光客に臨場感を味わってもらえるよう、見学者の動線を管理していました。業者の仕事の邪魔にならないよう、ギリギリの調整をしていたのです。ところが、豊洲市場では業者と見学者の動線を明確に分断してしまった。『観光客はガラス越しに見学させればいい』という乱暴な設計になっているように見えます。これでは、外国人観光客が来なくなるのも当然でしょう」

 都は豊洲市場と周辺エリアの「にぎわい創出」事業を展開しているが、とても実現できそうにない。

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