著名人が続々事情聴取の異常事態!オンラインカジノの知られざる実態…官房長官も会見で言及

公開日: 更新日:

「違法ではないという認識をしてしまい、オンラインカジノをしておりました」──。

 オンラインカジノで賭博をした疑いで、警視庁から任意で事情聴取を受けていたことが明らかとなった昨年のM-1王者「令和ロマン」の高比良くるま(30)。警視庁は吉本興業に所属するタレント約10人から任意で事情聴取をしているという。

「オンラインカジノに関しては、2022年に立憲民主党の桜井周衆議院議員が、『国外から提供されるオンラインカジノを当該国の国内法で直接取り締まることはできないため、諸外国ではアクセスを遮断するなどして対策を講じている』などと問題視。内閣に質問主意書を提出していました。捜査当局も一昨年ごろから本格的にオンラインカジノの取り締まりに乗り出し、国内法で取り締まれない海外の業者ではなく、国内にある決済代行業者を摘発するなどの捜査を進めていました」(社会部記者)

 昨年、警察は決済代行業者摘発から発覚したオンラインカジノの賭客約130人を特定。さみだれ式に書類送検を行った。

「送検された賭客らの中には、公務員や主婦、消防職員も含まれていました。賭客らの中には、高比良と同じく違法だという認識を持たず、安易な気持ちでオンラインカジノを行っていた人もいるようです」(同前)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ