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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

「この政権が大嫌い」イラン戦争反対、移民政策への抗議…全米で「ノー・キングス」デモに800万人動員

公開日: 更新日:

「戦争による原油価格の上昇で人々が痛みを感じている。それを“目に見える形”にするためのデモだ」

 20代の女性はもっとストレートだ。

「この政権が大嫌い。トランプの政策は自己満足とお金のため。独裁者のように振る舞って、計画性もなく失敗ばかり。とにかくこのモラルのない狂った戦争をやめてほしい」

 今回のデモも過去2回と同様、年齢層は高く、若者と非白人は少数派だった。民主主義の将来や移民政策などから、最も影響を受ける層の不在を懸念する声もある。

 しかし、だからといって彼らの関心が低いとは限らない。16歳の女子高校生は、「同級生を移民狩りから守るために、授業ボイコットに参加している」と語った。彼らは別の場所で別の方法で戦っているのだ。

 では今後、「ノー・キングス」はどこに向かうのか。60代の夫婦の答えは明快だった。

「この流れを11月の中間選挙までつなげる必要がある。もし民主党が上下両院で多数を取れば、少なくとも今起きていることの一部を止められる」

 これに対しホワイトハウスと共和党関係者は「一部の過激な左派による運動」と位置づけ、「民意」とは認めていない。

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