“隠された計画”で神宮外苑の樹木がなで斬りに…都民不在のまま伐採拡大の完全だまし討ち

公開日: 更新日:

「新宿区の『まちづくり景観審議会』に突然、今回の計画が提案されたのは今年2月18日のこと。絵画館前の広場は、景観を保つ風致地区の中でも、特に厳重な『Aランク』に指定されており、貴重な樹木伐採には新宿・港両区の許可が必要です。しかし明治神宮が3月17日に申請を出すと、新宿区は年度末の3月31日にあっさり承認したのです」(新宿区政関係者)

■樹齢100年のヒマラヤ杉をバッサリ

 そしてGW明けの5月7日に広場内は立ち入り禁止となり8日には既存施設の解体工事が開始。100年前の創苑当時に植樹された数本のヒマラヤ杉も伐採対象となる。

 5月6日に外苑周辺で子育て中の女性が「事業見直し」のオンライン署名を呼びかけると、1万6000筆超が集まった。署名提出のため、19日午前に女性らが明治神宮の事務所を訪ねたが、「担当者不在」を理由に受け取り拒否。その場で女性が「きょうはヒマラヤ杉を伐採しませんか」と確認すると、対応した職員は「その予定はない」とキッパリと答えた。


 ところが、この日午後には早速、巨大なヒマラヤ杉とユリノキの計2本をバッサリ。伐採を請け負う事業者側は「明治神宮は事業内容を知らないので間違えた」と女性側に言い訳したという。完全な「だまし討ち」だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    菅楓華に「海外メジャー切符を捨てるな」の声…全米女子プロを蹴って国内5位のどっちらけ

  3. 3

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  1. 6

    【5.独走態勢】「ミッドナイトフライト」「夜間飛行」が候補だったが、明菜が「北ウイング」を提案した

  2. 7

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  3. 8

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

  4. 9

    佐藤二朗「嘘はやめて下さい」vsフジテレビ&週刊文春「深刻なハラスメント認定」…バトル激化のゆくえ

  5. 10

    本木雅弘の長男UTAがNetflixで俳優デビューも…“ガス人間”役への大抜擢は「また2世」か「実力」か