• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

管理野球とチームプレーを持ち込んだ 監督・川上哲治の「実像」と「功罪」

「打撃の神様」「V9監督」として知られた川上哲治元監督が28日、老衰のため亡くなった。93歳。「弾丸ライナー」「赤バット」の愛称で親しまれ、戦前戦後を通じてバットマンとして活躍。監督に就任すると昭和40年から9年連続日本一の空前絶後の偉業を達成した。プロ野球にチームプレー、管理野球を持ち込み、日本の近代野球の基礎を築いたといわれる。その戦い方は後のチームや監督に大きな影響を与えた。監督・川上の実像は、その功罪は何だったのか。

<「今のプロ野球は川上野球が原点>

「川上監督以前のプロ野球は打つ、投げるという選手個々の力、能力に頼る野球でした。それを川上監督は守備の大事さやチームプレー、フォーメーション、投手の分業とか、今のプロ野球が当たり前のこととしてやっていることを取り入れた。組織として戦う野球、日本の近代野球の基礎を築いたと言っても過言ではありません。とはいっても川上監督の現役時代はそんな野球とは無縁。それで当時(昭和36年)、スポーツ紙の評論で『巨人は打つだけ。守りはできていない』などと鋭く批判していた中日OBの評論家・牧野茂氏をコーチとして招聘(しょうへい)。牧野コーチは大リーグのドジャースに留学。本場のチームプレーを巨人に導入したのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キーマンは“任侠”代表 急浮上する山口組3派再統合話の行方

  2. 2

    黒田総裁は“白旗”か…ついに日銀が「株を買うのをやめた」

  3. 3

    総裁選の争点に 石破氏の秘策は「加計問題」と「脱原発」

  4. 4

    今年も唯一ゴルフ不参加…福田元首相はやっぱり“アベ嫌い”

  5. 5

    地元は必死に寄付金集め 金足農“想定外”快進撃の舞台側

  6. 6

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  7. 7

    イメージダウン必至の日本大学 新入生の半数は付属から

  8. 8

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  9. 9

    「検察側の罪人」原田監督語る 木村拓哉の演技と籠絡テク

  10. 10

    「美化は良くない」 鹿島DF内田篤人がW杯ベルギー戦に言及

もっと見る