ミラン本田 成否のカギを握る「巨額年俸」と「チーム事情」

公開日: 更新日:

 世界トップ選手の年俸はメッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ルーニーといった超一流クラスが20億円前後。10億円を超えれば大物選手の仲間入りだ。

 ミランではイタリア代表FWバロテッリとブラジル代表MFカカが11億円で稼ぎ頭。本田はMFモントリーボ、MFデヨング、DFメクセスといったレギュラー組よりも上とみられる。

 当然、高給取りの新参者に対してねたみ、やっかみがチームメート間に渦巻く。年俸に見合った活躍が出来ないと熱狂的サポーターからも徹底批判されるのは、改めて言うまでもないだろう。

■“沈思黙考型”指揮官との相性

 次に「チーム」の問題である。
 本田のミラン入りが決まると現地イタリアでも「どのポジションでホンダはプレーするのか?」が話題となっている。

 10年にミランの指揮官に就任したアレグリ監督は、選手を上手にやりくりしながら2トップの4―3―1―2、3トップの4―3―3の布陣を駆使。3季連続トップ3に食い込み、名伯楽として高く評価されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ