7人制ラグビー入団 元オリ梶本勇介の“挑戦”は成功するか

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 これこそ「ヒョウタンから駒」だ。

 16年リオ五輪から正式採用される7人制ラグビー。代表選手を育成するため、元ラグビー日本代表の吉田義人氏が設立したのが「サムライ東京セブンズラグビークラブ」だ。昨秋はプロ野球のトライアウト会場で勧誘の書類を配布。大半の選手は本気にせず、「売名行為だろう」なんて思われていた。

 ところが、16日に発表された「サムライ東京」の正式メンバー21人の中にいたのが元オリックスの梶本勇介(30)だ。

 もちろん、ラグビーは初心者。「ちょっとずつだけど、ついていけるようになった」と言い、正式に転向するかはまだ決めていないという。

 16年リオ五輪まで、たった2年。その間にズブの素人が五輪選手になれば、それこそマンガの世界だろう。もっとも、昨季クビになったとはいえ、7人制ラグビーで要求される肩と走力には定評のあった梶本。プロ野球でこそ通算147試合で打率.199だったが、2年後のブラジルではロングパスにトライと大活躍しているかもしれない。

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