クラブがゆっくり下りてくるのを待つ

公開日: 更新日:

■打ち急がない

 シニアツアーを取材に行っていると、レギュラー時代より1インチから1インチ半ぐらいドライバーのシャフトを長くしたというプロが多い。

 昨年、全米シニアプロ選手権で優勝した井戸木鴻樹プロは47インチのドライバーにしてから15ヤードぐらい飛距離が伸びたと言っている。

 ドライバーのシャフトを長くした場合、どんなことに注意してスイングしているのだろうと聞いてみると、井戸木は「打ち急がないように、ヘッドが下りてくるのを待ってやらないといけない」と言っている。

 ダウンスイングは「左ひざから」あるいは「左腰から」といわれているけれど、1インチでもシャフトを長くした場合は「体が早くならないように、クラブが下りてくるのを待つようにして振り抜いていかないとタイミングが合わない」というのだ。シニアツアーを取材に行ったとき、聞いてみると、どのプロも同じようなことを言っている。

 シャフトが長くなった分、振り遅れないようにヘッドを早く振り戻さなければならないような気もするけれど、そうではないという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで