「トップ下・本田」機能せず…ザック日本に“荒療治”急務の声

公開日: 更新日:

「本田はトップ下で何の仕事をこなしたか? 可能性のないシュートを4本放った以外に気の利いたプレーもなく、ゴールを予感させるようなパスもなく、自ら局面を切り開いて攻撃を活性化させた場面もなかった。ザッケローニは一貫して本田中心のチームづくりをしてきた。継続性は大事なことだが、ひたすらトップ下に不適格者を置き、そのポジションで輝きを見せられる香川をサイドに追いやったまま。左SBの長友を左サイドMFとして攻撃力を前面に押し出す。マインツで1トップとして結果を残した岡崎を相手ゴール前でプレーさせる。キレ味があってゴールの予感を漂わせていた大久保を先発起用する。こんな荒療治を施さない限り、日本代表に上がり目はないでしょう」

■柿谷は何も出来ず…

 アピールしたのは「髪形」だけ。W杯前の国内最終戦でそんな印象を与えたのがFW柿谷(24)だ。1トップの位置で先発したものの、序盤からなかなかボールを受け取れず、前半は孤立状態。後半5分にようやく香川のスルーパスに反応して、左足でシュートを放つも、目立ったプレーはこれだけ。後半13分に大久保と交代し、ピッチを後にした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々