アギーレ日本始動も…手倉森コーチに“潤滑油”不適任の懸念

公開日: 更新日:

 アギーレ・ジャパンの外国人コーチ3人が14日に来日した。

 イングランド人のスチュワート・ゲリング(40)は、典型的な戦術オタクもっぱら。スペイン人のフィジカルコーチ、フアン・イリバレン・モラス(47)は、アギーレが監督を務めていたアトレチコ・マドリード、エスパニョールなどで10年以上ともに仕事をしており、腹心中の腹心だ。GKコーチのスペイン人、リカルド・ロペス・フェリペ(42)はオサスナ時代に師弟関係の間柄。02年日韓W杯のスペイン代表メンバーでもあった。15日には、日本代表コーチを兼任する手倉森誠・五輪代表監督(46)を含めて、第1回の日本代表スタッフ会議が行われる。

 ようやくアギーレ・ジャパンが本格的に始動することになるが、これで体制が万全かといえば、決してそうとはいえない。

 前監督のザッケローニは日本人コーチを嫌がり、言葉が通じないこともあって選手たちとの間にコミュニケーション不足が生じ、それがW杯惨敗の要因のひとつに挙げられた。そこで今回、サッカー協会の要望で手倉森氏が五輪代表とA代表兼任で入閣したが、選手たちとの“潤滑油”役は期待できないという声があるからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動