息子の入閣要求も? アギーレ日本代表監督の“組閣”は超難航

公開日: 更新日:

 ブラジルW杯の惨敗から約1カ月。日本代表の新指揮官の名前が、正式にアナウンスされた。元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ(55)が、24日に開かれた日本サッカー協会(JFA)理事会で承認された。

 前回W杯後から日本代表監督選定作業の全権を任され、4年前に指名したザッケローニの後任監督としてアギーレを選んだ原博実JFA専務理事(技術委員長兼)は、理事会後にこう話した。

「4年前にも(監督候補として)折衝し、それからエージェント抜きで連絡を取り合える仲。どんな人? ジェントルマンです。あと精神的に強い人です。日本人選手の良さである技術の高さを引き出した上で勝負強さ、粘り強さ、たくましさといった要素を植え付けてくれる。W杯に2度出場したし、降格寸前のクラブを立て直して残留させたこともある。いろいろな引き出しも持っており、強豪と戦っても踏ん張れるチームをつくってくれるでしょう」

 細かい契約条項については、「言えない。アギーレもこちらも明らかにしないことになっている」(原専務理事)。漏れ伝わってくる話では「年俸2・5億円の2年契約」だという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし