ヤンキース新GMにビーン氏急浮上 マー君の来季にも影響か

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 ビリー・ビーンとは、ブラッド・ピット主演の映画「マネーボール」でも有名になったメジャーきっての敏腕GM。低予算で選手をやりくり、毎年チームを優勝争いさせることで定評がある。今年も開幕時の選手総年俸が30球団中25位のアスレチックスが開幕から首位争い。プレーオフ進出も確実視されている。

ヤンキースは数年前から選手総年俸の縮小に努めている。本気でぜいたく税対策を考えるようになってから、スタインブレナー一家の周辺ではビーンの名前が浮上していたといいます。今回、ビーンに舵を切るのは、同地区のライバル・レッドソックスが本気でビーンを狙っているからでもある。レッドソックスは02年、ビーンに5年12億5000万円のオファーを出し、契約寸前までこぎつけた経緯がある。そのレッドソックスは今季地区最下位に沈み、ビーンにチーム再建を託すプランが再浮上している。それを阻止したい思惑もある」(前出の関係者)

 ビーンGMは2年前にアスレチックスと、15年から19年まで契約を5年延長しているが、「ヤンキースはアスレチックスに違約金を払えば解決する問題と判断している」(同)そうだ。

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