パの優勝争い ソフトBの敵はオリより楽天・三木谷オーナー

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 シーズンが佳境を迎える中、首位ソフトバンクと2位オリックスが熾烈な優勝争いを繰り広げている。

 21日は両軍ともに快勝し、その差は2.5ゲームのまま。それでも、一部球界関係者の間では、「残り試合数と相手を考えれば、ソフトバンクの方が不利かもしれない」と言ってこう続ける。

「ソフトバンクは残り6試合のうち楽天と4試合ある。ソフトバンクと楽天は親会社もIT企業でライバル同士。楽天の本音はソフトバンクに優勝されたら面白くない。さらに、ソフトバンクがリーグ優勝すれば、その直後から、昨年楽天が1日200億円以上を売り上げたといわれる『優勝セール』の数倍規模のセールをグループ会社のサイトなどを使って大々的に行う予定らしい。そうなれば、楽天は本社の営業利益にも影響を及ぼしかねない。昨年の日本一からBクラス落ちして心中穏やかではない三木谷オーナーが、ソフトバンクの優勝を阻止するため現場介入してくる可能性もある」

 楽天は現在4位。CS進出圏内の3位日本ハムとは7・5ゲーム差でBクラスは濃厚だ。ならば、残り13試合はいかようにも戦える。

 仮に楽天が23日からのソフトバンク4連戦に全力で挑み、まさかの4連勝。その後のオリックスとの4試合に全て負けたらどうなるか……ソフトバンクの敵はオリックスだけではない。

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