ミラン退団は既定路線 本田が見据えるMLS移籍と“その先”

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「本田とミランとの契約は17年6月まで残っているが、移籍市場が解禁になる年明け1月に放出されることが内定。チームから『どのクラブと自由に移籍交渉を進めても構わない』と通達され、本田も今季は冷や飯を食らうことは分かっている。本田サイドには今季前に英プレミアリーグ、スペインリーグなど中堅クラブから問い合わせがあったが、本田には聞く耳がなかった。それは移籍先の本命を米国プロリーグMLSに照準を合わせ、積極的に動いているからです。すでにMLSの人気クラブであるLAギャラクシー(ロス)と折衝を重ねており、基本合意に達しているともっぱらです」(前出記者)

■プレーより経営に専念

 本田は昨年12月、ロスでサッカー教室を開催した際、現地記者に「世界でも発展しつつあるリーグ。ここには有名選手も多く来ている」と発言した。LAギャラクシーには、かつて元イングランド代表のMFベッカムも在籍。「LAギャラクシーのホンダ」は、それなりの注目度をもって迎え入れられ、「名門ミランの背番号10が米国に移籍する」ことにつきまとう都落ち感も少しは解消されるだろう。「本田のLAギャラクシー入りは通過点に過ぎない」とサッカー関係者が続ける。

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