日馬富士に逆転白星も 豪栄道「伝家の宝刀」多用の危うさ

公開日: 更新日:

 起死回生の逆転劇だった。

 結びの一番で激突した大関豪栄道(30)と横綱日馬富士(32)。両者、仕切りからにらみ合い、行司が「下がって」というしぐさをしたほど。気迫あふれる2人に、国技館も緊迫感に包まれた。

 内容は立ち合いから横綱が圧倒。豪栄道は悪癖の引き技もあり、横綱得意の速攻になす術なしかと思われた。しかし、土俵を割る寸前、豪栄道の「伝家の宝刀」首投げが一閃。日馬富士を鮮やかに投げ飛ばし、全勝をキープしたのだ。

 これで自身初の賜杯はほぼ確実。来場所は綱取りとなるが、しかし、現状を見る限りでは横綱という器ではないだろう。

 得意技の首投げは、いわばイチかバチかの捨て身技。空振った揚げ句に隙だらけになることも珍しくない。豪栄道はこの技を多用しているが、それもこれも不利な体勢をしのいで勝つという相撲ができないからだ。これでは横綱相撲などできるわけがない。

 仮に豪栄道が昇進したとして、「困ったら首投げ」では長く横綱を務めることなど無理な話。確かに歴代横綱も「こうなったら負けない」という一芸に秀でていたが、それはあくまで左四つなどの型の話。バクチ技が得意な横綱なんて、大相撲ファンをうならせることはできない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    河野太郎は防衛相の横滑りに「格下げだ」と難色示し抵抗

  2. 2

    安倍首相も大誤算 進次郎の人気凋落「次の総理」調査9P減

  3. 3

    劣化が止まらない日本 安倍政権6年半の「なれの果て」

  4. 4

    浜崎あゆみと交際7年 なぜ「M」にTOKIO長瀬智也は登場せず

  5. 5

    田原俊彦が干された真相…「BIG発言」だけではなかった

  6. 6

    TOKIO城島の結婚を阻む ジャニーズの「リーダー暗黙の掟」

  7. 7

    台風で倒れたゴルフ場のポールで家屋投壊…責任はどこに?

  8. 8

    小泉進次郎は実績ゼロの焦りから安倍首相の軍門に入り入閣

  9. 9

    人気番組で立て続けに発覚…TBS“やらせ”横行の深刻事情

  10. 10

    未婚世帯vs既婚世帯 生涯年金額「3900万円」の開きがある

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る