菅野と田口はベイ苦手…巨人CS第1S敗退これだけの根拠

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 さる巨人OBが言う。

「巨人は毎年、リーグ優勝を目標に置いているから、V逸すれば一気にモチベーションが落ちやすい。それに、優勝を逃すとストーブリーグが開幕しますからね。2位になっても監督の去就が騒がれ、翌年に向けての補強が話題の中心になる。今年はすでに由伸監督の続投が決まっていますが、ロッカールームでは早くも『コーチのテコ入れがある』とのウワサ話が飛び交っているそうです。先日は16人が戦力外になりましたし、選手にとっては何かと落ち着かない状況で、CSに集中できる環境ではない、というのはあると思います」

 一方のDeNAは、11年ぶりにAクラス入りを果たし、球団史上初のCS進出となった。選手のモチベーションは高く、ある中堅選手は「巨人に嫌なイメージはない。怖さもないですし、むしろ向こうが嫌がるくらいの感じで来ると思っている」と言った。

 前述した巨人との2連戦中、ロッカールームは筒香が選曲したラテンミュージックがガンガンにかかり、選手はハイテンションだったという。


「先発が崩れても、打って返してやろうという高いモチベーションを維持できている。本塁打が出るたびにベンチは盛り上がり、簡単には負けない雰囲気があった」(前出の選手)

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