楽天とスポンサー契約のバルサ CLグループ1位突破決める
バルセロナのメーンスポンサーに日本のインターネット通販大手の楽天が決まり、来季からユニホームの胸に「Rakuten」のロゴが入ることになった。契約金は年約64億円。4年契約で計約256億円の大商いだ。
「中国の同業大手アリババもバルサの胸スポンサーを狙い、楽天と価格競争になった。最終的には、バルサDFピケと楽天の三木谷社長が友人関係だったことも決め手となった」(放送関係者)
三木谷社長は、実はJ1神戸のオーナーも務めている。これも契約締結の追い風になったといわれているが、いずれにしてもアルゼンチン代表FWメッシ、ウルグアイ代表FWスアレス、ブラジル代表FWネイマールの強力アタッカー陣「MSN」を擁するバルサのメーンスポンサーの看板を手に入れた楽天の企業名が、世界中に知れ渡るのは間違いないだろう。
契約金以外のオプションも破格だ。リーグ優勝で2億円が支給され、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制したら、6億円のボーナスも入る。
そのバルサは日本時間24日、CLグループステージでスコットランドの古豪セルティックと対戦。前半24分、左サイドからネイマールが相手DFの頭越しにパスを送り、走り込んだメッシが左足ダイレクトシュート、ゴール左下隅にズバッと決まった。後半10分にはメッシがPKで追加点。優勝候補の筆頭バルサが危なげなく逃げ切り、首位での決勝トーナメント進出を決めた。
ちなみにJ1神戸のユニホームには、RakutenのRの文字がデンと載っている。しかしバルサと比べると訴求力は月とスッポンである。