浅田真央の胸中は…表現力より「3A跳ぶ?」ばかり話題に

公開日: 更新日:

 あるフィギュア関係者が言う。

「今季の真央は、SPとフリーが同じ曲(『恋は魔術師』の曲の中の『火祭りの踊り』)を黒と赤の衣装で滑る。これはきわめて珍しいことです。SPでは怪しげな悪魔ばらいの黒鳥を、フリーでは赤い衣装の情熱的な女性を演じている。SPとフリーでひとつのドラマになっているのです。本来ならその表現力を見て欲しいはずです。それが、3Aを跳ぶ、跳ばないということばかりが注目される。真央としては不本意ですよ」

 とはいえ、銀メダルに終わった10年バンクーバー五輪のSPとフリーで合計3本の3Aを成功させてからもうすぐ7年。ソチでの惨敗後も引退しなかった真央が、18年平昌五輪の舞台に立てると思っている者はほとんどいない。もはやファンを引き付けることができるのは、3Aしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも