著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ドルト香川真司が激白 「リーダーシップ強く持たないと」

公開日: 更新日:

 2010年夏の欧州挑戦から足掛け8年。これほどまでに香川真司(27)が苦悩を強いられたシーズンがあっただろうか? 今季前半戦の彼はリーグ戦7試合無得点。低調なパフォーマンスに終始した。トゥヘル監督体制2年目のドルトムントは、ドイツ代表MFゲッツェやFWシュールレ、ポルトガル代表DFゲレイロやフランス代表FWデンベレらの加入で、ポジション争いが激化。負傷続きの香川は逆境に立たされ続けた。日本代表でも崖っぷちにひんするエースナンバー「10」をドイツで直撃した。(取材/サッカージャーナリスト・元川悦子)

 ◇  ◇  ◇

「個人個人はもっと高いクオリティーがあるのに出せていない。今のドルトムントはチームとしてうまくいってない。攻守において全く連動ができていない。ただ《個の立ったサッカーをやっているだけ》と言うに尽きる。もっと(攻守の)連動性が必要になってきますし、守備を含めて課題がたくさんあると思います」

 16年最終戦となった12月20日のアウクスブルク戦。香川は6試合ぶりの公式戦出場を果たし、FWデンベレの同点弾をアシストした。が、試合後の発言は辛辣だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か