ブダペストが24年五輪招致辞退へ ロスとパリの一騎打ちに
五輪招致レースから、また脱落である。
ハンガリー・ブダペストが立候補していた24年夏季五輪開催を辞退することが明らかになった。複数の欧州メディアが22日(日本時間23日)に伝えた。
政府スポークスマンによれば、すでにオルバーン首相、ブダペストのタルロス市長、同国オリンピック委員会の3者が辞退することで合意しているという。これで24年夏季五輪招致レースは米国・ロサンゼルス、フランス・パリの一騎打ちとなる。
24年夏季五輪開催に当初は10都市以上が立候補を表明。いずれも莫大な開催費用負担に地元住民が反対し、立候補を取り下げる都市が続出した。6都市が名乗りを上げた米国では、一度はマサチューセッツ州ボストンに一本化したが、財政上の理由からカリフォルニア州ロサンゼルスに変更した。
なお、24年の開催都市は今年9月にペルー・リマで行われるIOC(国際オリンピック委員会)総会で決まる。