清宮プロ入り阻止へ 早大は“小宮山悟監督”で争奪戦挑む

公開日: 更新日:

「消去法は嫌なので。やっぱり自分が何をやりたいのか、しっかり見つけて一番いい選択ができればなと思う。家族と相談? まあ、(両親が)早稲田と慶応なので。やっぱり大学の良さは知っているじゃないですか。まあ、いろいろな話をしたい」

 日本時間11日未明、U18W杯の3位決定戦でカナダに勝利するも、悲願の世界一に届かなかった清宮幸太郎(早実)は「まだまだ実力が足りない」と涙をぬぐったが、進路については明言を避けた。

 12日の帰国後にも、今後の進路について表明するといわれる中で、11日付の報知新聞は「決断として『プロ』が最有力となった。家族、学校関係者と話し合い、今月下旬にも最終的な意思を表明するとみられる」などとデカデカと報じた。

 清宮の将来的な目標はメジャー挑戦だ。かつては「プロ野球に行ってメジャーに行きたい」と語ったこともある。大学へ進学せず、高校からプロ入りすることがメジャーへの近道と考えているならば、現実的なプランである。

 清宮がプロ志望届を提出した場合(提出期限は10月12日)、複数球団が1位指名を検討している。さる球界OBは「その中には清宮と縁があるか、進路に影響力を持つ清宮の父・克幸さん(50)とのパイプがある人物がいます」と、こう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動