大ブレーキ阪神ロサリオ 日韓2冠王の“あの先輩”と何が違う

公開日: 更新日:

 ロサリオが前日に続いて4タコの大ブレーキ。巨人は阿部に3ランが飛び出し、4番のバットが勝敗を分けた。

 ロサリオは昨年まで韓国ハンファで2年連続3割、30本塁打、100打点を記録。新大砲として阪神入りしたが、今のところ期待を裏切っている。

 韓国球界の「華麗な実績」をひっさげて来日した大砲といえば、2003年に横浜(現DeNA)入りしたタイロン・ウッズを思い出す。

 韓国・斗山では1998年に42本塁打、103打点の2冠王に輝き、以後4年連続30本、100打点をマーク。横浜でも2年連続本塁打王(40、45本)となり、05年から中日へ移籍。06年には47本、144打点でNPBでも2冠を獲得。5番を打つ福留とともに2年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

 在京球団の関係者が言う。

「ウッズは三振が多かった(03、07、08年リーグ最多)が、投手の失投は逃さなかった。横浜、中日時代はOPS(出塁率と長打率の合計)が常に0・900以上で最高ランクでした。その点、ロサリオは外角の変化球にもろく、甘い球でも空振りやミスショットが多い」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  2. 7

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  3. 8

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ