ヤクルト首脳陣が語る 交流戦首位快走に捕手中村の大変貌

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「まさか」の快進撃を続けている。

 4月に5連敗、5月に6連敗を喫するなどセの最下位に低迷していたヤクルトが、交流戦に入ると一変。7連勝を含む9勝2敗と首位を快走しているのだ。

 特筆すべきは、投手陣の変貌だ。リーグ戦でのチーム防御率は12球団ワーストの4・54。それが交流戦ではトップの2・70と大きく改善した。小川監督が言う。

「投手がペナントレースのときと違って粘ってくれている。それには、受けている(捕手の)中村(悠平)の頑張りもあると思う。以前は打たれていたところ(球種、コース)を、いろいろ工夫して変えながら投手を引っ張ってくれている」

■自分勝手なリード

 中村に聞いた。

「今までは自分勝手なリードをしていたところがあった。野口コーチとよく話し合って、そこを修正しました」

 その野口バッテリーコーチが話を引き取る。

「ちゃんと投手のことを考えてサインを出しているのか、と。例えば、外のスライダーを出してストライクを取った後、インコースを見せてそれが甘く入って打たれたりする。『それって投手が投げきれる球だったのか』と聞くと『うーん』という(返事)。それなら、調子の良いスライダーで押した方がいいんじゃないの、と。データは大切ですよ。大切だけど、データと自分の考えとセオリーがこれまでは融合していなかった。中村とは、そういうことを何度も話し合い、遠征中に部屋へ呼んだこともあった。宮本ヘッドも粘り強く言ってくれていた。そうやって積み重ねてきたことを出せるようになったのが、ちょうど交流戦あたりですね」

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