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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

香川真司は来季どこでプレー?トルコリーグ残り8戦の重み

公開日: 更新日:

 3月に30歳の大台を迎えた今だからこそ、自身の先行きを慎重に考えるべきなのは確かだ。

「(昨夏の)ロシアW杯が終わって9、10、11月と代表に呼ばれなかった。9月は『いいオフを過ごせた』という感覚だったけど、もどかしい気持ちが生まれて『早くそういう場で競争したい』っていう強い気持ちが、3年後のカタールを目指す上で芽生えてきた。試合に出られなかったり、ケガなど厳しい時期が訪れると思うけど、覚悟して挑みたい」と3度目の世界舞台への決意を固めている。

 仮にベシクタシュの今季残り8戦で出番を失うことになれば、新天地も見いだしにくくなるだろうし、森保日本からも外されてしまう恐れはある。

「カガワは国際的なキャリアを積んでいるし、効果的な試合運びを熟知している選手。クオリティーも高い。30歳を越えても体力、メンタル、パフォーマンスを維持している選手は多くいるし、彼も35歳まで快適にプレーできる。代表レベルでも十分やれるよ」とベシクタシュのギュネシ監督は太鼓判を押している。


 体調が安定し、常に得点に絡む効果的な仕事ができれば、トルコの名将は香川を使うはずだ。

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