浮上するラミレス休養説…DeNA最下位は監督だけが悪いのか

公開日: 更新日:

「昨季は3年ぶりにBクラスの4位に転落したが、ロペスら既存の5助っ人が残留。新戦力は巨人を戦力外になった中井と、BC富山の古村、さらに開幕直前に楽天とのトレードで浜矢を獲得しただけ。3連覇中の広島は別として、巨人、阪神は新監督を迎えて大型補強した。ヤクルト中日もそれなりに動いた。DeNAは現有戦力に頼り過ぎた面は否めません」

 昨季新人王の東が左肘の違和感で出遅れ、開幕からセットアッパーのパットンが不振。三上も故障離脱した。野手も筒香を除いて宮崎、ロペス、ソトが軒並み低調だ。

「DeNAは日本ハムなどと同様、大型補強に頼らず、育成とドラフトを軸としたチームづくりを進めているが、中堅選手の桑原や戸柱らに加え、若手投手も飯塚、京山が伸び悩んでいる。今の二軍に一軍のレギュラーを脅かすような選手はいない。近年は救援陣に頼りきりだっただけに、先発投手を補強しておくべきでした」(チーム関係者)

「大企業病」になっているという声もある。選手平均年俸は新規参入した12年から6年連続で最下位だったが、今季の年俸総額は30億円程度まで膨らんでいる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは